チーム関東と愉快な仲間達、京都上洛旅日記 2008.02.26.〜27.
始まりは『京の冬の旅』というテレビ番組を海辻が見た事でした。
冬の限定公開の寺社・・・の中に、どうしても行きたい場所があり・・・。
元々2月26.27日に柏木さん・utaさん・海辻の3人で雪の会津へ行こうという事は
決まっていて、その半月ほど前に某企画展示を見に行った時に同行していた
柏木さんに悪魔の囁きをしてみました。
「会津じゃなくてさ、京都へ行かない?」
「え? そんなに予算無いですよ?」
「会津だって往復の交通費と宿泊費で2万はかかるじゃない?
人数が揃えば京都もそれぐらいで行けるんだよね〜」
「え?(表情が行きたいと言っている)」
「utaちゃんもOKなんだよね〜」
「行きますっ!!」
そのままその場にいた奈鳩さんも巻き込み京都行きは決定。
しかもその夜のうちに奈鳩さんはHANAさんと京都で会う約束を取り付けて、
続いて海辻がHIKARUさん、空子さんを勧誘。
utaさんがKUROさんを引っ張り込む。
怒涛の勢いであれこれ決定。
すごいぞチーム関東。
このエネルギーは怖い物無しだ。
そしてあっという間に旅の当日。
新幹線の時間の関係で前夜からutaさん宅に転がり込んでいた柏木さんが
utaさんと共に東京駅に現れ、続いて奈鳩さん。
奈鳩さんは土方@洋装に酷似したコートと白いマフラーでした。
似合うのです、これが(笑)
7時06分発のひかりに乗り込み「いざ上洛!!」。
話を聞いてみると皆して昨夜は興奮の為にろくろく眠っておらず、
それでもテンションは異様に高い。
天気予報では2日とも雨らしいけれど、そんな事でヲタ魂はくじけませぬ。
朝からもりもりと駅弁を食べるやつ、作成してきたおにぎりを食べる人、
気合充分元気満タン、外は雨・・・。
そして静岡を抜け、名古屋に近づいた頃のとあるトンネルを抜けると
そこは雪国だった。
会津に向かった覚えは無いのだが・・・(汗)
車内でのヲタ会話をしているうちに京都到着。
来たぞ来たぞ、念願の京都。我らが聖地。魂の故郷。
ついについについに・・・感無量!!!!
でもぼんやり浸っている暇はありません。スケジュールはいっぱいいっぱい。
「ぢゃっ、後は任せた!!」
余計な荷物を奈鳩さんとutaさんに渡してコインロッカーに預けて貰い、
名古屋から来てくださる空子さんとの合流、金戒光明時で待っていてくださる
HANAさんとKUROさんの元へ一足先に向かって貰って柏木さんと海辻は
別ルートへまっしぐら。
今回の旅は「散開っ!」「集合!」を多用する事は事前に決定済みで、
なるべく効率良く各自の希望の場所を楽しむ計画だったのです。
なので最初から別行動。
京都駅からタクシーで西本願寺前の“亀屋陸奥”という御菓子屋さんへ乗りつけた
海辻達は『松風』というお菓子を購入。
旅の前日に海辻が発見したこの店は戦国時代から西本願寺と共にあり、
この御菓子も当時から綿々と受け継がれているものだとか。
「総司達も絶対に食べたと思うんだよね。食べてみたいと思わない?」
またしても海辻の悪魔の囁き炸裂(爆)
実は今回、海辻の旅の目的のひとつが“総司が食べたと思われる御菓子を食べる”
だったのです。
絶対に今後の創作のネタにもなりますし。
そんなこんなでこの後も皆様を巻き込む事となりました。
御菓子を手に入れた2人は皆様が先行している金戒光明寺へとバスで移動。
小雨の中、30分程遅れて到着し、携帯で遣り取りをしながら合流。
空子さんとは以前も一度お会いしているので「お久しぶり〜」となごなご。
KUROさんは華奢でお洒落なお嬢様。
「はじめまして」の緊張感が抜けないのか、恐る恐るのご挨拶。
そしてHANAさん。
HANAさんだ〜〜〜!!神だ〜〜〜!!
「はじめまして、よろしくお願いします」とさり気な〜くご挨拶しつつも心臓はバクバク。
『U様U様、海辻、HANAさんにお会いしてますっ、HANAさんですっ!』
脳内フラメンコ状態。
横浜を散策しておいでのはずのU様に心の中で叫んでおりました。
(そしてこの現象はこの後幾度も繰り返される)
とりあえず皆様がすでにお参りしてきた会津藩士墓地へと柏木さんと向かい、
脳内をクールダウン。
こちらの墓地へ来る度に思うのですが、鳥羽伏見での戦没者を除いても、
京都に駐留していた6年間で237もの墓石が建てられたのです。
会津から遠く離れた土地で、亡くなった方々。
切なくなるほど沢山の墓石。
戊辰戦争での会津の悲惨な末路を知らずに済んだけれど、それでも故郷に
戻りたかっただろうな、と胸が痛みます。
静かに手を合わせ、待って下さっていた皆さんと再度合流。
境内脇に咲いている梅を見て柏木さんが「きっと副長はこれを見ながら
一句詠んだに違いない」と言い出したり、本堂奥にある古そうな建物を指差して
「容保公はあのあたりにいたのかもしれませんね」と言う海辻にHANAさんが頷き、
首を傾げているutaさんに「まさか本堂で寝起きはしないから」と笑ったり。
「ああ、そっか」と納得していたutaさんとKUROさん、ご本尊様と
寝起きをしたと思っていたんかい(爆)
山門を出てゆるゆると歩きながら少し高い位置に作られたお寺の石垣を見つつ
「金戒光明寺って江戸幕府がいざという時に朝廷や西国大名を押さえるための
拠点のひとつにしてたって納得できますよね」
「そうそう、この石垣って寺の石垣より城の石垣って感じですものね」
と海辻と空子さんが盛り上がってました。
寺の石垣でこんなに萌える人間って、そうそういないと思います(笑)
すでにヲタモード全開です。
そのままタクシーでランチの店まで移動する事になり、大通りでタクシーを物色。
・・・している時、海辻の目の前に無防備なHANAさんの背中が・・・。
なんだか魔が差したんです。
優しい背中が呼んでたんです。
悪気は無かったんです。
する〜〜〜っと両手が伸びて、背後から抱きつきっ!!
「っ、きゃぁぁぁぁぁっ!!」
広い道路の向こう側までHANAさんの悲鳴が反響しました(汗)
「ごっ、ごめんなさいっ!」手を離した海辻に「び、びっくりした」とHANAさんが苦笑い。
すみません。チーム関東では海辻の行動として普通の事だったのですが、
一般常識で初対面の方にする事ではありません。申し訳ありませんでした。
セクハラだよ、神にセクハラしちゃったよ・・・。
『U様〜、神にご無礼を働いてしまいました〜。嫌われたかも〜(涙)』
再び横浜への叫びが海辻の胸の中で木霊してました。
気を取り直してタクシーに分乗し、祇園で下車。
お土産屋さんを物色しながら一力亭を横目に「ここって当時から有名な料亭でね〜。
近藤や土方も大藩のお偉いさんと懇談したりしたと思うよ〜。
今も超高級料亭として営業してて、政治家とかが利用するんだってさ〜」
相変わらずの海辻のウンチクにKUROさんや柏木さんが「へえ〜〜〜」。
その向こうを歩いていたHANAさんは微笑ましそうに2人を見てました。
穏やかで優し〜い感じの方だったんですよね〜。
ぷらぷらと花見小路を歩きつつランチのお店に到着。
楽しみにしていた“湯葉ふぉんじゅ”です♪
7人分のふぉんじゅ鍋がズラッと並んでいるのは圧巻。
お店の方が固形燃料に1個ずつ火をつけていくのを見ながら海辻はうずうず。
最後の1個が海辻の目の前で点火された瞬間、我慢できずに思わず「ふぁいや〜!」
・・・・・・お店の人まで皆と一緒に爆笑してました(汗)
だって言いたくて仕方がなかったんだもん・・・。
さすがに昼から酒はまずいだろうと皆ウーロン茶やジュースにしていましたが、
あれはほとんどヨッパライと代わりません。
でも実は海辻はこの店での記憶はかなり薄いです。
黙々と目の前にあった美味の数々を口に運びつつ、ちらりちらりとHANAさんを盗み見。
『U様、HANAさんがいます。HANAさんがふぉんじゅ食べてますっ!』
脳内実況中継。
心拍数が上がり過ぎそうになると、ちょっと部屋を出て冷え冷えとした外で一服しつつ
「落ち着け、落ち着け自分。これ以上怪しいヤツとHANAさんに思われたらどうする。
クールダウンだ。頭を冷やせ!」とぶつぶつ。
・・・充分に怪しいやつなんですが、どうやら海辻以上に怪しい行動を取り続けて
いた人がいたようで。
HANAさんにさっくり「現実にお会いしても挙動不審な方でした」と笑われた方のおかげで
海辻は目立たなかった模様。ありがとうutaさん、貴女のおかげだよ(笑)
でもね・・・HANAさんが持ってきてくださった原画を見ている時は、
やっぱりみんな妙だったと思うよ?
息を詰めて舐めるようにファイルをめくっていく様子は、やっぱり怪しい・・・。
それぞれが充分堪能してHANAさんの手元に戻った時には、原画の色が
薄れているんじゃないかと不安になったから。
HANAさん、色が薄くなってませんでしたか?(笑)
料理をデジカメ写真で撮ってる時に「HANAさんも写せ! 神の手を写すんだ!」
と声が上がり、「こんな手を・・・」と遠慮するHANAさんに「手だけでも!!」
と懇願して撮らせて貰ったり・・・やっぱり皆怪しかった・・・。
海辻以外は皆様絵師様だった事もあり(この時初めて気づいた)絵の描き方などを
根掘り葉掘りHANAさんに伺ってました。
そのひとつひとつに丁寧に答えてくださって、挙句の果ては「絵の具って普段は
どこに置いてるんですか?」などなど、何を聞いてるんだあんたらは、
と言いたくなるような問いにも「ダイニングの椅子の後ろに炊飯器があって、
その隣に絵の具が・・・」などと答えてくださってました(いい方だ〜)。
ちなみにこの湯葉ふぉんじゅ、豆乳やチーズ、汲み上げ湯葉がトロトロになって
鍋に入っていて、そこにエビやらパンやら野菜やらをつけて食べるのですが、
途中で添えられている野菜ペーストを混ぜてカラフルふぉんじゅにするのです。
カボチャ、ニンジン・グリーンピースから選択して、それぞれが食べていたのですが、
やはりチャレンジャーな柏木さんは他の色を皆から分けてもらい
3色を混ぜてトライしてました。
「美味しかった?」と問われて「ん〜〜〜(眉間に皺)」。
うん、何も言わなくていいよ、その表情が全てを物語ってたから(笑)
海辻はHANAさんに「もっとも綺麗に底まで掬って食べましたね」と
笑われました(えへん!)。
そして朝から別行動で手に入れた“松風”を皆で試食。
白味噌や砂糖を混ぜたペーストを塗りケシの実がかかったパンのような感じで
共通の感想は「味噌パンだね」「うん、味噌パン」。
美味しかったですけれど、味噌パンでした(笑)
2時間少々のランチタイムも終了し、実にお名残惜しかったけれど
HANAさんとはお別れです。
「またお会いしましょうね」と優し〜く微笑みながら差し出された手に、
其々が縋るように握手握手。
皆の内心は一緒です。
「神の手だ。神の手に触れてる。うわわわわっ!」
KUROさんは正面からハグしてもらって「今日はお風呂に入らないっ!」
と叫んでいました。気持ちはわかるぞ(爆)
去っていかれるHANAさんの背中をしばし見送った後、「さて、次だ!」
そうです、予定はいっぱいなのです。
四条の八坂神社の前を通って知恩院へ。
そこで空子さん、KUROさん、utaさん、海辻は冬季特別公開を見るためにお寺の中へ。
柏木さん、奈鳩さんはその先の青蓮院へと別行動。
知恩院の三門は京都で最大の三門で、普段は内部を公開してません。
急な階段をエッサホイサと手すりに捕まって上がるとぐるっと回廊があり
東側は木立に囲まれた寺域が見渡せ、西側は京都市内が一望できます。
これこそ「絶景かな!」の心境。
内部は極彩色で彩られ、中央に釈迦牟尼仏像、脇壇には十六羅漢像が置かれてました。
中央の間の天井には龍が描かれていて、その爪は3本。
3本爪は将軍家を表し、4本は公家、5本だと天皇家だそうです。
初めて知ったこの事実に皆揃って「へぇ〜〜〜」。
両脇の間の天井は飛天や楽器が描かれ、天界の楽を奏でて仏を讃える様子を
表しているのかなぁ、と。
ただ明治初期の一時期、廃仏毀釈で弾圧された時に管理が行き届かず、
壁のあちこちに落書きがされたそうです。
今もそれが残っているのですが、「うっ・・・読めない(汗)」と絶句。
明治ですから、ミミズが多いんですよね〜(遠い眼)。
落書きさえ読めないのも、ちょっと悲しい気分になりました。
でもいつの時代にも馬鹿者はいるのだなぁ、と4人でしみじみ。
それはそれとして「この三門は見る価値大だ!」と奈鳩さんに
「ここスゴイから、見においで!」とメールをポチポチ。
そのまま再びえっちらおっちらと階段を下りたら、“公開時間終了”の札。
「え゛??」
公開は4時で終了だとか、早すぎるでしょ、それって・・・と涙しつつ再度のメール送信。
「ごめん。公開時間終了だ。そちらをゆっくり見てください」
迷惑だな、海辻(汗)
ザカザカと強くなった雨の中、知恩院組は一足先に四条に戻りあの有名な
“鍵善良房”を目指しました。
いつも混んでいるこのお店に先行して席取りですv
鍵善ですよ、鍵善。総司がくずきりを15杯食べた伝説の鍵善!
到着した柏木・奈鳩組と一緒にくずきりを注文。
以前も食べた事がありますが、コンビニなどのくずきりとは別物ですから、これ。
うまうま、と皆セッセと口に運び、ふと目をやった時に柏木さんが黒蜜の汁を
「ずずっ」と飲み干してました・・・相変わらずよね、かっし〜。
量が多いしお腹が一杯だから、と奈鳩さんが残したくずきりと、その黒蜜も
再び「ずずっv」・・・かっし〜・・・・あんたって子は・・・・・(爆)。
うん、美味しいもんね。楽しみにしてたもんね。総司と勝負したいって言ってたもんね。
でもね・・・「これなら10杯はいけます!」って自信満々に言うのはヤメレ(汗)
満足気分で店を出て、周辺のお店でお土産物を物色。
京都は和風でお洒落なお店が多いのです。
utaさんとKUROさんが見たがっていた椿油のお店に入ったら可愛らしい
髪留めがたくさんありました。
生憎和服を着る人がいないので購入者はいませんでしたが眼福v
隣にいた空子さんとあれこれ話をしている最中、目の前にあった貝紅を指差して
海辻が「これ、修学旅行で買ったんですよね〜」「へぇ、使いました?」
「使わないでしまっておいたら何だか色が変わっちゃって」「あらら・・・」
再び目の前にあった柘植の櫛を指差して「あ、これも以前買いました〜」
「柘植の櫛は髪に優しいんですよね〜」「そうらしいですね〜。いつのまにか
どっかにいっちゃいましたけど」「・・・・・・・・・」
海辻は物を大事にしないやつです(汗)
でも空子さんも「私も以前買ったんですけど、髪を梳かしてたら歯がバキッて
折れちゃって・・・」どんな使い方をしてたんですか?(笑)
で、あちら〜、こちら〜とお店をウロウロしているうちに「ヤバイ、チェックイン
しないとまずい!」と慌ててタクシーでホテルへ移動。
奈鳩・海辻の年上組とuta・柏木の年下組が4階のツイン2部屋。
空子さんは10階のツインに伸び伸びv
急いで荷物を置いて京都駅で待っていてくださるHIKARUさんの元へゴー。
駅へ向かう途中で奈鳩さんやutaさんに代わる代わる「HIKARUさんと
直接のお知り合いなのは那由さんだけなんですから、宜しくお願いしますね!」
「私達は一方的に存じ上げて、めっちゃ憧れてるけどHIKARUさんにとったら
知らない人なんですからね!」「挙動不審になったら、何気なくフォローして
くださいねっ!」・・・ぷ、ぷれっしゃ〜・・・。
「よ、よし、頑張る。任せろ!」不安を抱えつつ、待ち合わせの場所へ。
改札脇で待っていてくださったHIKARUさんと思われる方の前に6人もの
怪しい集団がゾロゾロッと並び「あの、HIKARUさんですか?(にっこり)」
・・・精一杯のフレンドリーな空気を出してご挨拶(でも怪しい)。
簡単に自己紹介をして、では予約をしているお店へ・・・と思ったら
「店、どこだ?」
・・・・・・待て、ちょっと待て。
誰も調べてないの? 海辻も店の名前しか覚えてないよ?
クーポンを印刷してきたはずの奈鳩さん?
「ごめん・・・ホテルに置いてきちゃった」
店の予約をしたはずで、地元京都在住のKUROさん?
「すみません・・・わかりません・・・」
・・・・おい??
utaちゃん? 空子さん? かっし〜?
「・・・ふるふるふる・・・(首振り振り)」
・・・・・・どうすんのぉ????
「私、わかりますよ? 地図で調べて場所は確認しましたから。行きましょうか?」
HIKARUさんっ!! 憑いて行きます、どこへでも!!
っていうか、ゲスト様に案内してもらうってどうなの? チーム関東と愉快な仲間達っ!
そんなヌケ作軍団を引き連れてHIKARUさんは颯爽と予約の店へと
歩いていかれました。
やっぱり神は違う・・・(尊敬のマナザシ)。
地下の店に到着し、半個室の席に着いて注文をした途端にHIKARUさんを
挟むように座っていた奈鳩さんとutaさんが“どれほど自分がHIKARUさんの絵に
惚れているか”を切々と語り始め、お会いする前に「那由さん以外は知らない人と
思われてるんですからね!」と言っていた慎ましさは雲の彼方。
しかも相変わらずutaさんは上がりきったテンションで挙動不審(苦笑)。
奈鳩さんは持参してきたお絵かき道具を広げて、描き方塗り方の実演を始め、
かっし〜はコリコリとこれまた持参のスケブにお絵かき。
それぞれがHIKARUさんにテクニックのレクチャーをお願いし、
なんだか異様な集団になってました。
もちろん空子さんやKUROさん、海辻もHIKARUさんが持参してくださった原画を
穴が開くほど見つめて溜息・・・。
すごいなぁ、綺麗だなぁ、神だなぁ。
特に絵の才が全く無い海辻は危険なほどの視線でHIKARUさんを凝視。
・・・したかったのですが、やはり小心者なのでちらちらと盗み見が精一杯。
でもと〜〜〜っても気さくで爽やかな方だったんですよ〜。
初対面の集団だったのにニコニコと相手をしてくださって「関東の方って
最初はどこか構えてる感じの方が多いんですけど、皆さんは最初から
関西風のノリですよね〜」と笑ってました。
あはははは・・・遠慮してる時間も勿体無いと思ってましたから(笑)
馴れ馴れしいとも言いますが・・・。
食べるのも遠慮無しで、料理が出てきた次の瞬間にはお皿の上が空とか、
誰かが頼んだ物でも目の前に置かれたらしっかり食べるとか。
そうです。KUROさんが注文した唐揚は本人が手を出す前に海辻とHIKARUさんと
空子さんで食べ尽くしてました。
あははは、早い者勝ちですからv
何だかペンがどーだ、紙がどーだ、アニメ機能が、サイトUPの時の縮小が、と
海辻にはパピプペポな話題が飛び交ってましたが、皆様とても楽しそうでした。
そして神であるはずのHIKARUさんは、さらりと溶け込んでおいででした。
次のお客さんが待ってますから、という事で店を出て駅前のコーヒーショップへ移動。
少々食べ足りなかった海辻がサンドイッチを頬張り、ふと目を転じた時
かっし〜のトレーの上にケーキがふた〜つ。
・・・・・・・・・・・・まだ、甘味を食うのか?(汗)
チーム関東の面々は「かっし〜だから」で納得するのですが、HIKARUさんは
「え? 1人分? 他の誰かのを一緒に乗せてるんじゃなくて?」と点目になってました。
そりゃそうですよね、その反応が普通です。
しかも夕刻に“くずきり”を1.5人分、しかも黒蜜も残さず食べたと聞いて
絶句してました(笑)
朝からドーナツと一口大福を3個も食べてるんですよ〜、この子は・・・とは
言わずにおきましたけど(でも今言っちゃう)。
utaさんとは別な意味で、さぞかし柏木さんの事はHIKARUさんの記憶に
残った事でしょう。でかした、かっし〜!(違)
10時頃に名残惜しさを漂わせまくりでHIKARUさん、KUROさんとお別れしました。
最後まで「また絶対にお会いしましょうね〜」と纏わりつき、いっそ付いて行きたいと
思ってましたけど。
KUROさんは京都到着以降、ず〜っと同行してくださっていたのですが、
本当に楽しくて、特にutaさんと揃うと愉快さ倍々。
奈鳩さんや海辻に「○○なんですよね?」と丁寧に話かけた直後、utaさんに向かって
「だから言ったじゃんかよ、てんめぇはよぉっ!」「うっさいってばよ。
おめぇに言われたかねぇってばっ!」「you、黙ってなっ!」
次の瞬間、パッと振り返って「ねぇ、言いましたよね〜、奈鳩さん♪」
・・・・・・どんだけ面白いの、アンタタチ・・・・・・(爆)
細々とは覚えてませんが、とにかくKURO・utaコンビは最強でした。
HIKARUさん、KUROさん、HANAさん、寒風吹きすさびザカザカと
雨が降る中を足を運んでくださった事、本当に感謝しております。
海辻を筆頭に各人微妙にテンパッて何かと失礼もあったかと思いますが、
幸せな旅の記憶となりました。
いつかまたお会いできる機会が巡り来る事を心から願っております。
優しいお心遣い、ありがとうございました(礼)
その後、ホテルに戻りまずは空子さんの部屋で翌日の予定をざっと確認して
各自部屋へ。
空子さんはサクサクとお休みになったようですが、utaさんはHANAさんが
携帯に送ってくださった“バスローブ総司”に悶えて奇声の嵐だったそうな。
これはuta・KUROコンビが「“HANA総司に抱かれ隊”を結成する」と
宣言した事に対するHANAさんからの贈答品です。
あまりに騒いでどうしようもないので、柏木さんが「さっさと風呂に入れ!」と
お風呂に押し込んだら、バスルームからも奇声が途切れなかったとか。
utaちゃん・・・風呂場は響くから(汗)
奈鳩・海辻組はさくさく順番にお風呂に入り、12時前にはベッドへパタリ。
・・・したのですが、ここから黒と桃色の会話が延々と・・・。
文字書き同士の視点で其々の悩みやら案やらをぶつぶつぶつぶつ。
特に奈鳩さんが現在連載している夢小説。「うちのトシがSでさ〜」
「でもヒロインは奈鳩さんを投影してるよね、だったらそっちもSじゃん?」
「え? ヒロインはMだよ?」「奈鳩さんはMじゃないでしょ〜」「う〜ん、
Sか・・・も?」「じゃ、ヒロインもSなんだよ」「そ、そうかな?(悩)」
後で思ったんですけどね、あのトシのやせ我慢具合を見ていると、
立派なMに思えるんです。そう思いませんか?奈鳩さん?(笑)
気づいたら眠っていた・・・という感じで、途中掛け布団がベッドの下に落下していて
寒さのあまり目覚めた以外は爆睡してました。
そして午前5時。
何やら軽やかな音楽が・・・。
「うにゃ」もぞもぞもぞ。
「寝てて良いですよ」と携帯のタイマーを止めながら奈鳩さん。
「うにゃ、起きるぅ」と海辻。
顔を洗って着替えをしている間に奈鳩さんが空子さん、utaさんに起床メール送信。
それほど待たずに準備を整えて空子さん柏木さんの2人が登場。
utaさんはもう少し休養を取るという事で宿で待機。
さて、早朝の散策開始!
5時54分のJR奈良線に乗り一路“いなり”駅へ。
外は真っ暗。星が瞬き月が煌々。
寒さ厳しい中で伏見稲荷は幻想的にライトアップされてました。
昼間に行った事はありましたが、闇の中に浮かぶ稲荷大社の玄妙さは別格です。
しばし言葉も無く魅入った後でお参りを。
正面に神楽殿、その奥に本殿、右手に能舞台。
柏木さんが「ここのお神楽が見てみたいです」と力説してました。
時折犬の散歩らしき方が通るけれど、ほとんど人のいない空間は静謐。
ゆるゆると奥へと足を向けるとCMでも御馴染みの奉納鳥居が続く道。
延々と鳥居のトンネルを歩きながら今にも稲荷の使いである狐が出てくるような
錯覚に捕われました。
時間の関係で奥社まで行っただけでUターンしましたが、途中で少しずつ
空が闇の衣を脱いでゆき、同時にハラハラと雪が舞い始めました。
それでも空には月が残り・・・空子さんが素敵な写真を何枚も撮ってましたよv
7時半にはホテルへ戻る事になっていたので、早々に電車に乗り
utaさんの元へと戻りました。
空はすっかり明るくなって通勤通学の方々で電車も混み始めています。
皆様ご苦労様です、私達は今日も観光ですv
ホテルでドアを開けたら完全メイクしたutaさんがお出迎えしてくれました。
・・・この為に残ったんかい(汗)
宿で荷物を纏めていざ2日目本番スタートです。
駅のコインロッカーに邪魔な荷物を預けてから、まずは腹ごしらえ。
ふふふふふ・・・京都まで来て“吉/野/家”です。
しかも皆、牛焼肉丼だの豚の生姜焼き定食だの・・・もりもり食べてます。
いいんです、朝食はエネルギーの素なんです!(でも普段海辻は朝食抜き(笑))
ここで奈鳩・空子・柏木の新選組史跡スタンダードコース組と
uta・海辻の冬季限定公開寺社巡り組に別れました。
こちらはまず東寺へゴー!
徒歩でテクテク行ける場所です。
途中で伏見稲荷お旅所という場所に少々ひっかかり東寺に到着。
でも拝観時間には少々早く、ふらりふらりと境内を散策しつつ梅を愛でておりました。
東寺の五重塔が限定公開で、こちらも以前見た事があるのですが、
やっぱり何度見ても良い物は良いのです。
この塔はお釈迦様のお墓の役目を担っており、1階だけは極彩色の中に
仏像が飾られているけれど2階より上は何も無いのだという事です。
中心の柱(心柱)はシンボル的なもので、実際に塔を支えているのは周囲の柱だとか、
だから周囲の柱が重さと乾燥で縮んでしまった時に中央の柱だけが50センチも
突き出てしまって雨漏りがし始め、江戸期の宮大工が柱の根元を50センチ
切れ目を入れて、達磨落しの要領で“コーンッ!”と抜いたそうな。
すごく大きな達磨落しだな(汗)
続いて同じく東寺の灌頂院へ。
東寺の正式名称は教王護国寺で、王を教え導くという意味があるそうです。
そして様々な密教儀式の中のひとつが“灌頂”。
単純に言えば僧侶の頭に香水をふりかける儀式ですが、当然護国太平を祈願する
長い長い儀式となります。
その儀式の時の様子が供物や僧侶の座所、曼荼羅などしつらえもそのままに
展示され公開されてました。
ビデオなどで見た事はあったのですが、やっぱり実物を見てみたいよ〜と
思っていたので海辻は満足v
床は黒い瓦が敷き詰められ、黒々と輝いて冷えもしんしん伝わってきました。
ボランティアの方の説明を聞いている最中にutaさんがスリッと寄ってきて
「寒いです・・・」とぽそり。
思わず肩を抱いてしまいました。背後から見たら怪しいふたりだ(爆)
お寺を出て柏木さんのリクエストだった東寺餅を探してうろうろ。
ようやく見つけたお店のショーケースに“亥の子餅”がありました。
「これ、買いっ! うみさんのお話にあった亥の子餅だよっ! 買うからっ!」
utaちゃんに何も言わせずさくっと全員分を購入。
他にも「歩きながら食べよ〜」と花見団子と桜餅も買ったのですが、とにかく寒い。
時間も押し迫っていたので午前中に寄る予定だった甘味処を泣く泣く諦め、
タクシーで次のお寺へと移動しました。
そして次が“智積院”。
こちらは豊臣秀吉が亡くなったわが子鶴松の為に建てたお寺の跡に、徳川時代に
なってから秀吉に焼き払われた紀州根来の寺社が入ったとの事です。
ただお寺自体は幾度もの火災ですっかり新しくなっていて、広く美しい境内と
火災の中でも必死に住職達が持ち出したという、戦国期に長谷川等伯一門が描いた
楓図、桜図などが見所です。
襖絵はかなり劣化していましたが、八重桜等は貝を粉にして混ぜた顔料を使って
いたという事で、残っている部分を見ただけでも当時の鮮やかさが目に浮かびました。
utaさんはしきりに構図に関心していて、「本当に絵が好きなんだな〜」と感じましたよ〜。
離れないんですから、その前から(笑)
こちらのお庭もまた素敵で座して見るように作られ、築山を中国の廬山に
見立てた配置が秀逸でした。築山に配されている植木は皐や躑躅だという事で
「花の時期はそれは見事なんですよ」と説明してくださった方がおっしゃってました。
見られないけど綺麗なんだろうなぁ・・・。
さて、そろそろ時間も良い頃だとランチに向かいました。
少し時間に余裕があったので五条の橋を渡り(おお、弁慶さんv)木屋町通りを
ぷらぷらしていたら、雰囲気の良い町家を発見。
「きっと松本法眼はこんな家に住んでたんだよ〜」とふたりで盛り上がりました。
京都はあちこちにトキメキが落ちています。
ランチは生麩で有名な半兵衛麩でいただきました。
美しく美味しく期待以上でしたが、特に海辻が感動したのが白味噌仕立ての汁。
以前お正月に見よう見真似で白味噌仕立てのお雑煮を作ってみたのですが
「二度と作らない!!」と誓ったものです。
今回お店でいただいて「なるほど、これが正統な京都の白味噌の汁なんだ」と納得。
とてもまろやかで美味しかったです。
やっぱり知らないで作ると最悪の物体が出来るんだな・・・と実感(苦笑)
utaさんも「美味しい♪」を連発してくれました。
海辻が「どうしても食べたい!」と言ったのでルートに入れてくれたのですが、
喜んで貰えて良かったです。
でもね「生麩ってすごく安い物だと思ってました」と言われた時には
「焼き麩と一緒にしないで〜!」と叫んでしまいましたよ〜。
生麩は高級食材です。美味しいしヘルシーなんだよ〜んv
さて、午後の一番手は“六波羅蜜寺”。
ですがその手前にある“五建ういろ”に寄り道。
こちらも安政年間創業の歴史ある御菓子屋さんで、当然幕末にもあったお店です。
人数分プラス家へのお土産を買ってお寺へ。
六波羅蜜寺はその名を見てもわかるように、平家の邸宅のあった跡地に建てられた
お寺で平清盛像や空也上人(歴史の教科書にあった、口から仏様がびよ〜んと
何体も出ているお坊様の像)が展示されています。
このお寺ではお正月に空也上人ゆかりの皇服茶が振舞われるそうです。
このお茶は悪病退散の効果があると京では有名だそうで、きっとセイちゃんも
手に入れて総司に飲ませたのではないかなぁ、と妄想。
しかし・・・このお寺で突然体調不良を起こした海辻は、同行していたutaさんに
とんでもない迷惑と心痛をおかけしてしまいました・・・(汗)
あまり詳細は言いたくないので、改めてutaさんにお詫びだけ。
大変申し訳ありませんでした(深謝)。
ほぼ一時間近くここでダウン寸前で青息吐息だった海辻ですが、
ちょっとした事から復活し、utaさんに謝りつつ次の寺社へ。
こここそ今回の冬の限定公開の中で最も海辻が楽しみにしていた場所。
“六道珍皇寺”です。
六道とはあの世とこの世の境目にある場所で、寺の前にある六道の辻は
あの世とこの世の別れ道。
平安前期の実在の人物である小野篁という公家がこのお寺にある井戸を通って
夜は冥界で閻魔大王の補佐をし、昼は朝廷で仕事をしていた、という
伝説の残るお寺なのです。
こちらの井戸は普段は非公開なのですが、今回の特別公開の目玉だったのですっ!
で・・・楽しみにしていましたら、室内からガラス越しに拝見するだけでした(涙)
くっそぉぉぉ! 覗いてみたかったのにぃぃぃ!!
説明してくださった方が「飛び込む人がいたら困るので」と笑ってましたが、
その言葉にちょっとドキッとしたのは内緒です(汗)
と・・・飛び込んでみたかった・・・かも・・・??
境内の閻魔堂には小野篁の木造や閻魔大王の木造、弘法大師の像が安置されていて、
篁が身長180センチもの大男だったと聞いてutaさんと「へぇ〜」。
平安時代の180センチと言ったら山のような大男ですよね。
また迎え鐘と言われるお盆の時期に冥府から所縁の人の魂を呼び出す鐘もあり、
utaさんと撞いてみました。
もちろん海辻が祈ったのは「総司、戻ってこ〜い!」・・・罰当たりだ。
最もお盆時期以外は意味が無いそうなので、効果はありませんが(笑)
そうそう、こちらのお寺で係りの方に海辻は「お母さん」と呼びかけられました。
そう、娘(utaさん)を連れたお母さん。
「お母さん・・・お母さんね・・・」とぶつぶつ言っていたら、お寺の方とutaさんが
困った顔をしていましたよ(笑)
いいですけどね、確かにそんな感じですし、こんな可愛い娘なら居ても良いと
思いますからv
(でもこの他にも別の場所でもう1回同じ事を言われました・・・(爆))
このお寺を出た所で奈鳩組と約束していた時間が近づいていて、
慌ててタクシーで壬生寺へ駆けつけました。
ちょうどあちらも壬生寺に到着した時で、門前で合流。
何と言いますか・・・風の二次創作を通じて知り合った方々と
新選組の聖地である壬生寺にいる。
感慨深いというか、感動(じ〜〜〜ん)。
『U様、壬生です。新選組の、総司の歩いた壬生の地です。聖地ですっ!』
心の叫び、未だ続く。
御朱印をいただき、本堂にお参りし、しずしずと芹沢局長をはじめ
皆様の眠っておいでの墓石に手を合わせました。
さすがに墓域で騒ぐ人はおりませんし、神妙にそれぞれが物を思ってました。
壬生寺には幼稚園が併設されていて時折子供の声が響いてくるのです。
総司がこの寺の境内で子供達と遊んでいたというのは有名なお話ですから、
何だか嬉しいような切ないような思いがしました。
もしかしたら今も子供達を見守っているのかなぁ、なんて。
さてさて、そんな感動に浸っているうちに時刻は4時半も過ぎ、
雨がしとしと降りだしました。
一日中晴れたり雪が降ったり雨が降ったりと京の色々な表情を見せてくれた空ですが、
とてつもなく寒かったのは確かです。
八木邸前の鶴屋さんで屯所餅を購入し、帰宅前のお土産購入のために
バスで京都市役所前まで移動。
utaさん奈鳩さん希望の“鳩居堂”で和紙を見て、それぞれにお気に入りのお土産を購入。
そこからてくてく海辻希望の御菓子屋さんへ向かう途中に池田屋跡地の前を通りかかって
「ここだよ、ここ〜!」と一頻り大騒ぎ(笑)
パチンコ屋さんは潰れてしまって今は空き店舗になってます。
いっそ資料館とかにしてしまえば良いのにね〜、と皆で口々に言いつつ
木屋町の御菓子屋さんへ。
こちらも勿論文化元年(1804年)創業の老舗です。
こういう事に関しての下調べは詳細なんです、海辻は(爆)
希望の御菓子を入手して、いよいよ京都駅へ向かいました。
最後の1時間は全員別行動で駅ビルに入っている御土産物屋さんへ。
それぞれが家族や知人へのお土産を購入。
そしてここで海辻は大ショックに遭遇しました。
いきなり別行動をして買いに走った“松風”も、“五建ういろ”も“屯所餅”さえ
ここの京都土産コーナーにあったんですっ!!
あの私達の苦労っていったい・・・(涙)
ただどうしてもルートの関係で買えなかった御菓子が二つ程発見できたので
ホクホクと購入して参りました。
うふふ〜〜〜、お話で使えたらいいなぁ♪
そして最後まで「帰りたくないよぉ」と騒ぎつつ、それでも無常に新幹線の乗車時刻。
「また必ず来るからねっ!」と誓いつつ、京都を後にしました。
名古屋で空子さんが下車する前にと午前中に購入した東寺餅と亥の子餅を
開けてみたら見事にぺったんこ。
東寺餅は良いとしても、亥の子餅の可愛らしいウリ坊の形が・・・。
皆で爆笑です。
それでも色は薄茶の亥の子色。ニッキが効いてて美味しかったです♪
ついでに五建ういろも皆で試食。
名古屋の物とは違うんですよね。寒天が入っているのか柔らかい。
京都には6月の季節限定で“水無月”というお菓子があるのですが、
それってこんな感じかなぁ、と思いました。
甘さもほどほどでこちらも美味でした。
ただ甘味大王の総司には物足りないかも?
などとケタケタ言ってるうちに名古屋に到着。
「また絶対にお会いしましょうね」と約束して空子さんが降りていかれました。
名残惜しい・・・。
ず〜っとニコニコしていた空子さんは本当に可愛らしくて、ポケットに仕舞って
持ち帰りたい方だったんですよ〜。
癒しです。あの方はv
スケジュールもルートも丸々チーム関東が仕切ってしまったのに
文句ひとつおっしゃらず、楽しそうにご一緒してくださいました。
空子さん、お会いできて嬉しかったです。ありがとうございました(礼)
この後はネジが切れたように皆どこかうつろで・・・奈鳩さんは完全に
声が枯れてしまっていたし、柏木さんもutaさんも目が充血しまくり。
睡眠不足と疲労から、ほとんど体力は限界だった事と思います。
それでも東京に到着するまでデジカメの写真を見ては狩衣を試着している
柏木さんを指して「かっし〜が麻呂ってる〜(爆)」。
十二単の空子さんを見て「姫だ、姫だ〜」とケタケタ。
次回は奈鳩さんも麻呂ってみるそうです。
そんな楽しい旅も東京駅に到着して終了。
兵どもが夢の跡・・・って感じでしょうか。
「お疲れ様〜」とそれぞれが京都のお土産を両手と心に抱えて帰路に着きました。
本当に楽しい旅でした。
一泊二日と実に短期で忙しない旅程でしたが、その中でも貴重な出会いがあり
各人の希望の場所を回り、笑いの絶えない旅でした。
号令・海辻、下準備・奈鳩さんutaさん、現地実働・空子さん柏木さん。
本当にバランスが良いというか、役割分担がはっきりしていると言うか、
実に素敵な仲間達だと実感しました。
いや・・・相変わらず海辻鴨は態度がデカイだけで何もしないのですが(汗)
それでも呆れず見捨てず面倒を見てくださる皆様に感謝の言葉もありません。
改めまして
現地でお相手してくださったHIKARUさん、HANAさん、KUROさん。
ありがとうございました。
名古屋から駆けつけてくださった空子さん。
ありがとうございました。
最初から最後までいつも同様面倒を見てくださった奈鳩さん、utaさん、柏木さん。
ありがとうございました。
また是非素敵な時間を共に過ごせる事を祈っております。
そして最後までダラダラした旅報告を読んでくださった方々。
ありがとうございました。
どのような形でも、いつかどこかでご一緒できたら嬉しいです。
その際には、優しくしてやってくださいませ。
以上で京都旅報告を終了いたします(礼)